3 月 22 日（水）夕方、日本中華總商会（以下「CCCJ」）次世代経営塾一期生の卒業式が新宿区にある会員企業の多目的ホールで行われました。次世代経営塾は、CCCJ の次の世代に親世代の事業により関心をもち、承継者としての当事者意識及び経営能力を高めてもらうことを目的とし、14 名の塾生を迎えて、2022 年 4 月に開講しました。

卒業式ではまず CCCJ 評議員会厳浩会長より、「日本華僑華人次世代の若者に伝えたいこと、～来日 42 年、EPS 創業 32 年の歴史を振り返りながら～」を題目とする特別講演が行われました。厳会長は、ご自身 42 年前に中国から日本に留学、来日 10 年目に創業、20 年目に JASDAQ 上場の経験を踏まえ、企業が大きくなった後の会社経営の難しさ、注意点などについて講演しました。厳会長の講演は、豊富な経験に裏打ちされた知恵とユーモアに溢れ、塾生が真剣に聞き入る様子が見られました。

この後、青年部会の郭健部会長が開式の辞を述べ、船津康次常務副会長代表として祝辞を述べました。「日本中華總商会を通して、世界、特にこれから成長し続ける東南アジアにアクセスし、仲間同士成長し、日本中華總商会を一緒に盛り上げましょう」と塾生を激励して下さいました。続いて、塾生代表の松坂星鏡氏から答辞があり、厳会長より卒業生の一人一人に卒業証書が授与されました。

CCCJ 次世代経営塾の二期目は、4 月初めにスタートする予定です。MBA のエッセンスをはじめ、経営管理、リーダーシップ、また華人華僑諸先輩の成功事例を学ぶなど幅広いカリキュラムが用意されています。塾生の中から、起業家並びに今後の中華総商会を担うリーダーの輩出が期待されます

日本中華總商会 事務局
2023 年 3 月 22 日